シーラント(歯の溝の封鎖)ガイド:満18歳以下の健康保険の基準、受けるのによい時期、脱落と手入れ
シーラントは、奥歯の噛む面にある狭くて深い溝を、流動性のある材料で埋めて、食べ物や細菌が挟まらないようにする予防処置で、歯の溝の封鎖、または歯面裂溝填塞とも呼ばれます。韓国では、満18歳以下のむし歯のない第一・第二大臼歯に健康保険が適用され、自己負担は10%です。奥歯が生えた直後が受けるのによい時期で、取れていないかを定期検診のときに確認する必要があります。
要点
| 健康保険の対象 | 満18歳以下、むし歯のない純粋な健全歯である第一・第二大臼歯 (出典: 国民健康保険公団(National Health Insurance Service、국민건강보험공단)) |
|---|---|
| 対象の歯の数・自己負担 | 合計8本、自己負担10% (出典: 国民健康保険公団(National Health Insurance Service、국민건강보험공단)) |
| それ以外の場合 | むし歯予防目的の歯面裂溝填塞は原則として保険外 (出典: 国民健康保険公団(National Health Insurance Service、국민건강보험공단)) |
| 受けるのによい時期 | 奥歯が生える小学校・中学校の時期、定期検診で奥歯が生えたことが確認されたらすぐ (出典: 疾病管理庁(KDCA、질병관리청)国家健康情報ポータル) |
| 材料 | コンポジットレジン系の材料を使う予防処置の一つ (出典: 疾病管理庁(KDCA、질병관리청)国家健康情報ポータル) |
シーラントは、どんな仕組みでむし歯を防ぎますか?
奥歯の噛む面には、歯ブラシの毛先より狭い溝が深く刻まれており、食べ物やプラークが挟まりやすく、きれいに磨けません。シーラントは、この溝をあらかじめ埋めて表面を滑らかにし、細菌がとどまる場所をなくす方法です。
フッ素は、歯の滑らかな面では効果が高いものの、狭くて深い溝では相対的に効果が下がります。そのため、フッ素塗布とシーラントを併用すれば、互いに足りない部分を補えます。疾病管理庁の国家健康情報ポータルは、コンポジットレジンの用途の一つとして、歯面裂溝填塞によるむし歯予防を紹介しています。
健康保険はどんな場合に適用されますか?
国民健康保険公団が案内する保険外の基準では、むし歯予防のための歯面裂溝填塞は原則として保険外です。ただし、18歳以下の人の歯のうち、むし歯のない純粋な健全歯である第一大臼歯と第二大臼歯は、例外として給付対象になります。
公団のウェブジンは、対象が上下左右を合わせて合計8本の歯で、自己負担が10%だと案内しています。すでにむし歯がある、または詰め物をした歯、小臼歯、第三大臼歯は給付対象ではなく、成人が受けるシーラントも保険外です。
- 年齢:満18歳以下
- 歯:第一大臼歯(最初の大臼歯)、第二大臼歯(2番目の大臼歯)
- 状態:むし歯のない健全な歯
- 自己負担:10%
いつ受けるのがよいですか?
国家健康情報ポータルは、奥歯が生える小学校と中学校の時期にむし歯ができやすいと説明し、定期検診で奥歯が生えたことが確認されたら、すぐに施術するのがよいと勧めています。新しく生えた奥歯は、表面がまだ十分に硬くなっておらず、歯ブラシが当たりにくいため、むし歯に弱いのです。
第一大臼歯と第二大臼歯は生える時期が異なるため、一度にすべて受けられないことが多くあります。子どもが成長する間、定期検診を続け、新しい奥歯が生えてくるたびに、シーラントが必要かを確認します。
施術の過程と、その後の手入れはどうなりますか?
歯を削ったり麻酔したりせずに進めることがほとんどです。溝をきれいに掃除し、薬品で表面を処理してから水分が触れないように乾かし、流動性のある材料を溝に塗ったあと、光を当てて固めます。唾液が触れると付きにくいため、歯を乾いた状態に保つことが成否を左右します。
シーラントは、噛む力ですり減ったり、一部が取れたりすることがあります。取れた隙間に食べ物が挟まると、かえってむし歯ができることがあるため、定期検診で残っているかを確認し、必要なら詰め直します。シーラントをしても、歯と歯の間や歯ぐき側は守られないため、歯みがきとデンタルフロスは続ける必要があります。
シーラントと他の予防法は、どう併用しますか?
シーラントは噛む面の溝だけを守るため、歯全体を守るには他の方法と併用する必要があります。国家健康情報ポータルは、1日2回以上フッ素入り歯みがき粉で磨き、就寝前の歯みがきは必ず行い、歯が生えたあとからデンタルフロスを使うよう案内しています。
むし歯のリスクが高い子どもは、定期検診のときに専門家によるフッ素塗布も併せて受け、甘い間食や飲み物をとる回数を減らすのがよいでしょう。シーラントを受けた日に、次の検診の日程も併せて組んでおけば、取れた部分を遅れずに見つけられます。
よくある誤解と事実
誤解: シーラントをすれば、その奥歯は一生むし歯になりません。
シーラントは噛む面の溝のむし歯を減らしますが、歯と歯の間や歯ぐき側のむし歯は防げず、取れてしまうこともあります。定期検診で維持の状態を確認する必要があります。
誤解: むし歯が少しあっても、その上からシーラントをすればよいです。
見えないむし歯の上からシーラントで覆うと、内側でむし歯が進行することがあります。健康保険も、むし歯のない健全な大臼歯のみが対象で、むし歯があれば治療が先です。
よくある質問
シーラントは痛いですか?
ほとんどの場合、歯を削ったり麻酔したりせず、表面に材料を塗って固める方式のため、痛くありません。溝の一部を軽く整える必要がある場合でも、痛みは大きくありません。
乳歯の奥歯にもシーラントをできますか?
できますが、健康保険の対象は永久歯である第一・第二大臼歯です。乳歯の奥歯のシーラントは保険外のため、必要性と費用を歯科医院と相談して決めます。
取れたシーラントを詰め直す場合も、健康保険が使えますか?
詰め直す場合の給付認定の可否は、時期や歯の状態によって異なることがあるため、施術した歯科医院に確認するのが正確です。シーラントが取れた箇所を見つけたら、その溝にむし歯ができる前に、早く点検を受けてください。
満18歳を過ぎると、シーラントを受けられませんか?
受けることはできますが、健康保険は適用されません。成人は、溝が深くてむし歯のリスクが高い場合に、費用と効果を考えて選びます。
シーラントのあと、食事はいつからできますか?
光ですぐに固まる材料を使えば、施術直後から食事できる場合が多くあります。ただし、歯科医院ごとに材料や併せて行った処置が異なることがあるため、施術後の案内に従ってください。