歯根端切除術ガイド:神経治療で治らない根の先の炎症に対する手術治療と回復
歯根端切除術は、神経治療や再根管治療をしても根の先の炎症が治らないとき、歯ぐきを開いて根の先の炎症組織と歯根の一部を切り取り、生体適合性のある材料で塞ぐ手術です。疾病管理庁の国家健康情報ポータルは、これを非外科的な根管治療で解決しないときに行う外科的根管治療と説明しています。自分の歯を守るための最後の段階に近い治療であり、手術前に歯根の状態と位置を丁寧に確認します。
要点
| 実施の時期 | 非外科的な根管治療で解決しないとき (出典: 疾病管理庁(KDCA、질병관리청)国家健康情報ポータル) |
|---|---|
| 手術方法 | 歯ぐきの切開後に根の先を露出、炎症の除去、感染した歯根の一部を切除、生体適合性のある材料で充填 (出典: 疾病管理庁(KDCA、질병관리청)国家健康情報ポータル) |
| 意図的再植術 | 歯を抜いて歯根を処置し、MTAなどで充填したあと再び植える方法 (出典: 疾病管理庁(KDCA、질병관리청)国家健康情報ポータル) |
| 再植術を検討する場合 | 骨が厚い、または視野の確保が難しい場合 (出典: 疾病管理庁(KDCA、질병관리청)国家健康情報ポータル) |
| 根管治療に関連する副作用の例 | 腫れ、感染、下顎神経の損傷など (出典: 疾病管理庁(KDCA、질병관리청)国家健康情報ポータル) |
歯根端切除術はいつ行いますか?
神経治療は、歯の上側から器具を入れて根管の中を掃除する方法のため、根の先の外側に残った炎症や、根管の先が曲がったり塞がったりして器具が届かない部位は、処理しにくくなります。こうした場合に、外科的根管治療を行うと、国家健康情報ポータルは説明しています。
太いポストとクラウンがすでにあり、上側から再治療すると歯が弱くなる危険が大きいときにも、根の先に直接アプローチする手術が選択肢になります。反対に、歯根が縦に割れていたり、歯槽骨が大きく溶けて歯がぐらついたりする場合は、手術より抜歯を勧めることが多くあります。
- 神経治療や再根管治療をしても、根の先の炎症が治らない
- 根管が塞がっている、またはひどく曲がっていて、上側からのアクセスが難しい
- ポストとクラウンを外すと、歯が損傷する危険が大きい
- 根の先の外側に、嚢胞のような病変が残っている
手術はどのように進みますか?
局所麻酔のあと、該当する歯の根の先側の歯ぐきを切開してめくり、骨を少し開いて根の先を露出させます。炎症組織を掻き出し、感染の原因となる根の先の一部を切り取ったあと、切断面の根管を生体適合性のある材料で塞いで、再び感染しないようにします。
最後に、歯ぐきを元の位置に戻して縫合します。手術前には、レントゲン写真や歯科用CTで、歯根の長さ、周囲の神経や上あごの空洞の位置を確認して計画を立てます。下あごの奥歯は神経管に近いため、位置によっては手術の代わりに別の方法を選ぶこともあります。
意図的再植術とは何ですか?
国家健康情報ポータルは、歯根端切除術とともに、もう一つの方法として意図的再植術を紹介しています。歯を慎重に抜き、口の外で根の先を処置し、MTAなどの材料で塞いだあと、元の位置に再び植える方法です。
骨が厚い、または視野の確保が難しく、歯ぐきを開いてアプローチするのが難しい場合に検討します。再び植えた歯が定着する間は、隣の歯に固定することもあり、抜く過程で歯が割れると再植が難しくなることがあるため、事前に可能性とリスクを十分に聞いておくのがよいでしょう。
手術後の回復と注意事項は何ですか?
手術後の数日は、腫れたり、あざができたり、ずきずきしたりすることがあるため、処方された薬を服用し、手術部位を冷やすと助けになります。手術した側では噛まず、抜糸までその部分に歯ブラシが直接当たらないよう注意します。
国家健康情報ポータルは、根管治療に関連する副作用として、腫れ、感染、下顎神経の損傷などに言及しています。腫れがだんだんひどくなる、熱が出る、唇やあごの感覚が鈍くなるといった場合は、すぐに歯科医院に知らせる必要があります。根の先の骨が再び満たされているかは、一定期間後にレントゲン写真で確認します。
歯根端切除術の前に何を伝えるべきですか?
血液をさらさらにする薬、骨粗しょう症の薬、糖尿病や心臓疾患の薬を飲んでいる場合は、必ず事前に伝える必要があります。薬によって出血や骨の治癒に影響することがあり、内科の主治医と相談して手術の時期や方法を決めることもあります。
喫煙は歯ぐきと骨の回復を遅らせるため、手術の前後に減らすか、やめるのがよいでしょう。国家健康情報ポータルの抜歯の項目も、喫煙と飲酒が回復を遅らせ、感染などの合併症を起こすことがあると説明しています。手術当日は、麻酔が切れるまで熱い食べ物を避け、唇や頬を噛まないよう注意します。
よくある誤解と事実
誤解: 歯根端切除術をすると、歯の長さが短くなってすぐにぐらつきます。
切り取る部分は、炎症のある根の先の一部のため、ほとんどの歯根は残ります。手術前に、残る歯根の長さと歯槽骨を確認して、歯が持ちこたえられるかを判断します。
誤解: 根の先の炎症は、必ず抜歯しなければなりません。
再根管治療や歯根端切除術で、自分の歯を守れる場合があります。歯根のひびや、ひどい骨の吸収があるときに、抜歯を検討します。
よくある質問
歯根端切除術は大きな手術ですか?
局所麻酔で歯科の診療室で行う手術で、通常は入院せずに当日帰宅します。ただし、位置と範囲によって時間と回復期間が変わるため、事前の説明を十分に聞くのがよいでしょう。
手術後すぐに日常生活を送れますか?
ほとんどの場合、翌日から日常生活が可能ですが、最初の数日は腫れや痛みがあることがあります。激しい運動、飲酒、喫煙は回復を遅らせることがあるため、抜糸まで避けるのがよいでしょう。
前歯も奥歯も手術できますか?
前歯はアクセスが比較的容易で、奥歯は歯根が複数あり、神経管や上あごの空洞に近いため、位置によっては難しくなります。奥歯では、意図的再植術や他の方法が併せて検討されることもあります。
手術がうまくいったかどうかは、どう分かりますか?
症状が消え、時間がたってから、レントゲン写真で根の先の周りの骨が再び満たされているかで判断します。歯科医院が決めた日程に合わせて、経過の写真を撮ることが大切です。
手術の代わりにインプラントにしたほうがよいのではありませんか?
自分の歯を残せる可能性があれば、まず保存的な治療を検討することが多くあります。歯根のひび、残っている骨の量、全体の治療費と期間を比較して決めるもので、両方の方法の長所と短所を説明してもらうのがよいでしょう。