乳幼児口腔検診ガイド:生後18〜65か月の4回の無料検診の受け方
乳幼児口腔検診は、国民健康保険公団(NHIS)が運営する国の検診で、生後18〜29か月、30〜41か月、42〜53か月、54〜65か月に1回ずつ、計4回受けます。決められた期間内に受ければ自己負担はなく、健康保険加入者は公団が、医療給付の受給権者は国と自治体が費用を負担します。検診は口腔の問診と診察、保護者と子どものための口腔保健教育で行われ、むし歯、歯ぐきの肥大、歯の異常を見つけることが目的です。
要点
| 口腔検診の回数と時期 | 1回目18〜29か月、2回目30〜41か月、3回目42〜53か月、4回目54〜65か月 (出典: 国民健康保険公団) |
|---|---|
| 検診費用 | 自己負担なし(加入者は公団、医療給付は国・自治体が負担) (出典: 国民健康保険公団) |
| 30〜41か月の検診の追加 | 2022年6月30日施行、2019年12月30日以降に生まれた子どもが対象 (出典: 保健福祉部) |
| 検診項目 | 口腔の問診・診察、保護者・乳幼児への口腔保健教育 (出典: 国民健康保険公団) |
| 対象疾患 | 歯のう蝕(むし歯)、歯肉肥大、歯の異常 (出典: 国民健康保険公団) |
| 乳幼児健康診査(一般) | 生後14日〜71か月の間に8回、口腔検診とは別 (出典: 国民健康保険公団) |
乳幼児口腔検診はいつ受けますか?
韓国では、口腔検診は身長・体重を測る一般の乳幼児健康診査とは別に受け、時期も少し異なります。一般の健康診査は生後14日から71か月までの8回で、口腔検診はそのうち生後18か月から65か月の間の4回です。
一般の健康診査と口腔検診の期間が重なる回があるため、同じ月に小児科と歯科の予約をあわせて入れておくと、一度に済ませやすくなります。各回の正確な期間は子どもの生年月日で計算されるので、公団の照会結果を基準にしてください。
- 口腔検診1回目:生後18〜29か月
- 口腔検診2回目:生後30〜41か月(2022年6月30日追加)
- 口腔検診3回目:生後42〜53か月
- 口腔検診4回目:生後54〜65か月
乳幼児口腔検診では何をしますか?
保護者があらかじめ記入した口腔問診票をもとに、口腔衛生管理、食習慣、フッ素の利用、歯科の既往歴と症状について相談します。歯科医師は歯ごとにむし歯があるかを見て、必要なら食べかすやプラークがどれだけ残っているかといった口腔衛生の状態も確認します。
検査結果に応じて、保護者と子どもに合わせた口腔保健教育を行い、事後管理の方法を案内します。国民健康保険公団は、この検診の対象疾患をう蝕、歯肉肥大、歯の異常と定めています。
検診機関はどう探し、何を準備しますか?
健康診査票は公団が職場加入者や世帯主に電子文書で送り、開封されなければ郵送でも送ります。子どもの生年月日による各回の開始日と終了日は、公団のウェブサイトの乳幼児検診日の照会で確認でき、問診票の書式も同じ場所でダウンロードできます。
口腔検診は乳幼児口腔検診機関として登録された歯科で受けるため、かかりつけの小児科で一般の健康診査を受けていても、口腔検診は歯科を別に予約する必要があります。問診票を事前に書いていくと検診時間が短くなり、相談内容も具体的になります。
検診でむし歯が見つかったらどうしますか?
口腔検診は問題を見つけて管理方法を伝える段階で、むし歯の治療は別の診療として行われ、診療費がかかります。1歳以上6歳未満の子どもの保険診療は、外来の自己負担率が一般患者の70%程度に下がります。
検診結果は検診のあとに保護者へ直接通知されるので、結果に書かれたむし歯の位置と管理の勧告を次の診療のときに持参すると、治療計画が立てやすくなります。4回目の検診のころには永久歯が生え始めるため、大臼歯シーラントの時期もあわせて相談してみてください。
口腔検診の期間を逃すとどうなりますか?
国民健康保険公団は、乳幼児検診は検診期間内にのみ受けられ、決められた回数を超えて受けるとその検診費用を返還してもらうと案内しています。期間が過ぎた口腔検診の回を後からまとめて受けることはできないため、逃した場合は次の回の日程をあらかじめ確認し、その間の気がかりな点は一般診療で相談します。
保育園や引っ越しなど予定の変わる年は、検診期間を忘れやすくなります。携帯電話のカレンダーに口腔検診の回ごとの開始日を書いておき、期間が始まったらすぐ予約すると、希望の日を取りやすくなります。
よくある誤解と事実
誤解: 乳幼児口腔検診は小児科の健康診査のときに一緒に受ける。
一般の乳幼児健康診査と口腔検診は別のものです。口腔検診は、乳幼児口腔検診機関として登録された歯科で別に受けます。
誤解: 口腔検診でむし歯が見つかれば、治療も無料になる。
自己負担がないのは検診費用だけで、その後のむし歯治療は一般診療として診療費がかかります。保険適用項目は、子どもの年齢に応じて自己負担が軽減されます。
誤解: 口腔検診は以前のように3回しか受けられない。
2022年6月30日から生後30〜41か月の検診が追加され、現在は4回です。2019年12月30日以降に生まれた子どもから適用されました。
よくある質問
乳幼児口腔検診はどの歯科でも受けられますか?
乳幼児口腔検診機関として登録された歯科でのみ受けられます。国民健康保険公団のウェブサイトの検診機関検索で近くの歯科を調べ、電話で予約してください。予約の際に乳幼児口腔検診で受診すると伝えておくと、問診票の準備について案内を受けられます。
口腔検診のときにフッ素塗布もしてもらえますか?
口腔検診の項目は、問診、診察、口腔保健教育です。フッ素塗布は検診とは別の保険適用外の処置なので、希望する場合は検診の日に別途相談し、費用を確認してください。
子どもが協力せず検診ができない場合はどうしますか?
幼い子は、保護者のひざに寝かせた姿勢で短く診ることもあります。それでも難しい場合は、同じ口腔検診の回の期間内で日を変えて予約し直せるか、歯科に尋ねてください。
口腔検診の結果はどのように受け取りますか?
検診のあとに、検診機関が保護者へ直接伝えます。結果にある管理の勧告を家で実践し、次の回の検診で変化を比べてみてください。結果票を保管しておくと、子どもの歯の状態が回ごとにどう変わったかが一目でわかります。
海外に住んでいて検診の時期を逃してしまいましたが?
回ごとの検診期間が過ぎると、その回は受けられません。残りの回の日程を公団の検診日の照会で確認し、それまでは一般診療で歯の状態を点検してもらってください。