審美治療の副作用ガイド:ホワイトニング・ラミネート・レジンのあとに生じうる問題と対処
審美治療も歯と歯ぐきを扱う診療のため、副作用が生じることがあります。ホワイトニングではしみる症状と歯ぐきの刺激、ラミネートでは脱離と破損、レジンでは着色と摩耗が代表的です。大部分は管理や再治療で解決しますが、痛みが続いたりひどくなったりする場合は、歯科で原因を確認する必要があります。
要点
| ホワイトニング後の知覚過敏 | よくみられるが大部分は数日以内に消失、続く場合や自発痛があれば歯科を受診 (出典: 疾病管理庁(질병관리청)国家健康情報ポータル) |
|---|---|
| ホームホワイトニングによる歯ぐきの刺激 | 通常は1~2日使用を中止すると回復し、続く場合は歯科医師に相談 (出典: 食品医薬品安全処(식품의약품안전처)) |
| ホワイトニング剤の過剰使用 | 推奨期間を超えると歯が弱くなることがある (出典: 食品医薬品安全処) |
| ラミネートの合併症 | 脱離、部分破折、境目の変色、知覚過敏 (出典: 疾病管理庁 国家健康情報ポータル) |
| レジンの副作用 | 着色、不完全な接着によるしみ、接着に失敗した場合は再治療 (出典: 疾病管理庁 国家健康情報ポータル) |
ホワイトニング後にはどのような副作用が生じますか?
最もよくみられるのは、しみる症状です。ホワイトニング後に生じるしみは、疾病管理庁の説明では、たいてい数日が過ぎると自然におさまります。数日が過ぎてもしみる症状が変わらなかったり、刺激がなくても痛んだりするなら、歯科での診療が必要です。
自宅で使うホワイトニング剤は、歯ぐきの刺激を起こすことがあります。食品医薬品安全処は、歯ぐきが赤くなったりヒリヒリしたりするのは、ホワイトニング剤や器具が合っていない場合なので使用をやめるよう案内し、通常は1~2日休むと回復すると説明しています。
決められた方法より長く使ったり頻繁に使ったりすると、歯が弱くなって傷むことがあります。濃度が高いほど効果は早いものの、副作用の危険も高まるため、承認されていない高濃度の製品は避けます。
ラミネートのあとには、どのような問題が生じることがありますか?
ラミネートは歯の一部の面にだけ付いているため、強い力がかかると、外れたり部分的に割れたりすることがあります。むし歯がなければ再び貼ることを試みられ、小さく欠けた部分は整えてそのまま使うこともありますが、損傷が大きければ新しく作ります。
時間が経つと、ラミネートと歯の境目に変色が生じたり、しみる、痛むといった知覚過敏が現れたりすることがあります。境目の変色が目立つ、またはその部分に食べ物が何度も挟まる場合は、すき間やむし歯を確認します。
歯を削る治療のため、一度整えたエナメル質は再びできません。ラミネートをはがしても、最初の歯の状態には戻らないという点を、治療前に知ったうえで決める必要があります。
スケーリングで使う超音波器具がセラミックの一部を傷つけることがある点も、疾病管理庁が案内する注意事項です。歯石除去を受ける前に、ラミネートを貼った歯を伝えておくと、器具の使い方を調整できます。
レジンボンディングと歯肉形成には、どのような副作用がありますか?
コンポジットレジンは、表面の細かい隙間に色素がたまって変色することがあり、耐摩耗性がやや低いため、よく噛む部位がすり減ります。接着が不完全だとしみる症状が出ますが、たいてい時間とともに減り、続く場合は再び治療します。
歯ぐきを切除する歯肉切除術のあとでも、歯周病が進行すると歯ぐきが再び伸びることがあります。疾病管理庁は、薬のために伸びた歯ぐきは、同じ薬を飲み続けると再発の可能性が高いと説明しています。
歯ぐきの手術後の出血や腫れは、ある程度は生じることがありますが、日ごとにひどくなったり熱が出たりしたら、感染の有無を確認する必要があります。
レジンの縁の変色は、表面の研磨で比較的簡単に取り除けますが、境目にすき間ができたり二次むし歯ができたりした場合は、その部分を再び修復しなければなりません。定期検診でレジンの状態も一緒に診てほしいと依頼すると、小さな問題を早く見つけられます。
副作用を減らすために、治療前に何をしますか?
むし歯や歯周病がひどければ、その治療を先に終えます。食品医薬品安全処は、口の中に傷があるとホワイトニング剤の刺激が強く出ることがあると案内しているため、傷が治ってから始めるのがよいでしょう。
普段の歯ぎしりや前歯で硬い物を噛み切る習慣、しみる歯、過酸化水素への過敏反応の経験、妊娠・授乳の有無は、相談のときに必ず伝えます。ラミネートの寿命は、使い方の習慣と噛み方のパターンによって大きく変わり、ホワイトニングの対象になるかどうかもこうした情報で決まります。
治療範囲が広い場合は、診断用模型で結果と切削量を前もって確認します。望む結果と実際に可能な結果との差を治療前にすり合わせておけば、再治療になることを減らせます。
どのような症状ならすぐ歯科に連絡しますか?
次のような症状が出たら、予約日まで待たずに、施術した歯科へ先に連絡します。連絡するときは、受けた治療と日付、症状が始まった時点もあわせて伝えます。
- ホワイトニング後、数日経ってもしみる症状が減らない、またはじっとしていても痛むとき
- 歯ぐきが赤く腫れ、ヒリヒリが使用をやめたあとも続くとき
- ラミネートが外れた、または割れた破片が出たとき
- レジンやラミネートの境目にすき間が見え、食べ物が挟まって痛むとき
- 歯ぐきの手術後に出血が止まらない、または腫れや熱がひどくなるとき
よくある誤解と事実
誤解: 施術後に歯がしみたら、治療は失敗だ。
ホワイトニングやレジンのあとのしみる症状はよくみられ、たいてい時間とともに減ります。続く場合や自発痛が生じた場合に、そのとき歯科で確認します。
誤解: ラミネートをはがせば、元の歯に戻る。
ラミネートのために整えたエナメル質は再びできないため、最初の状態には戻りません。
よくある質問
ホワイトニング後のしみる症状は何日くらい続きますか?
ホワイトニングで生じるしみる症状は、通常は数日以内に消える一時的な症状として紹介されています。それより長く続いたり、だんだんひどくなったりする場合は、別の原因がある可能性があるため、ホワイトニングをやめて歯科で確認します。
ラミネートを貼った歯にもむし歯はできますか?
ラミネート自体は虫歯になりませんが、境目の部分の歯にはむし歯ができることがあります。時間が経って境目に変色やしみる症状が生じたら、すき間やむし歯がないかを定期検診で確認します。
ホームホワイトニング剤のせいで、歯ぐきが白くなりました。
ホワイトニング剤が歯ぐきに触れて、刺激を受けた状態かもしれません。食品医薬品安全処の案内のとおり、使用をやめて口をよくすすぎ、経過をみます。1~2日経っても回復しない、または痛みがひどい場合は、歯科へ行きます。
審美治療の副作用で再治療する場合、費用はどうなりますか?
再治療費の負担基準は歯科ごとに異なります。非給付診療の前に項目と価格の説明を受けるとき、脱離、破折、しみる症状などで再び治療する場合の条件もあわせて尋ねておくのがよいでしょう。
副作用が心配なら、どの治療を先に考えますか?
歯を削らないホワイトニングや表面のクリーニングのように、元に戻す余地の大きい方法から検討することが多いです。原因が歯の内部の変色だったり、形の問題が大きかったりする場合に、そのときレジンやラミネートを比べます。